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ひこをたずねて三千里

先日、天神橋界隈組で集まっておりましたところ、食べもんの話題となりまして・・・・・



「お好み焼きやったら、わたしの勤務先駅近くのお好み焼き屋さんが美味しいらしいです。地元の方が、みんな、その店が一番美味しいって言うてはるし、時分時はもういっぱいらしいです。時分時を外したら大丈夫らしいですけど・・・・ま、たぶん、あのあたりでは一番美味しいんやと思いますわ。」

と、ひこさん



「月曜に行ってみようかなぁ。」

と、Mちゃん。



「それやったら、ついでにわたしの勤め先にも寄っていって!」

と、ひこさん。








てなことで、昨日、お好み焼きとひこさんの仕事場訪問に行ってまいりました!





しかし、この気軽なお出かけが、まさか、あんなことになってしまうとは・・・・・。











この日、午前中に済ませてしまわなければならない用事があり、自宅より徒歩15分の距離にありますタイムズ駐車場へ車を借りにいきましたのですが、これが、もう、めちゃくちゃ暑い。

歩いておりましたのが11時過ぎくらいだったのですが、自分でもビックリするくらい汗が上半身全てから噴出してきよります。
どんくさいことに、いつもカバンに入っておりますタオルが今日に限って入ってない・・・・・。

おでこと首筋、気持ち悪いくらいに汗が、たまってる。

もう、用事はなかったことにして帰ろうかとも思ったのですが、まま、そういうわけにもいかず、汗で死にかけながらもタイムズに到着。





車、いいですね~~~。

クーラーがね~~~。

素晴らしいですね~~~。

だれが、こんなもん、発明してくれたんですかね~~~。

有難いですね~~~。




汗だくで死にかけだったさっきまでの気分もようやくおさまり、冷静に午前の用事をサクッと済ませ、13時半過ぎ、地下鉄に乗車。

ひこさんの最寄り駅まで、およそ45分。

お好み焼きをゆっくり食べても、15時には、ひこさんのところに着きそうです。




汗もひき、ちょっと余裕もでてきておりましたが、地下鉄から阪急への乗り換えのことを忘れておりました。

地下鉄東梅田駅で下車、阪急梅田駅まで歩かんといけません。

これが、結構、距離があるんですよね~~。

しんどいとかそういうことでないんですけど、とにかくもう暑いわけでして・・・・・。




ま、こうなるやろなぁと思いましたとおり、阪急電車乗車時には、おとろしいほどの汗があっちこっちから噴出し、もう気分は最悪です。

あんまり、他人には知られていないことだと思うんですけど、僕は何が嫌いって、汗かくことと、ハトがめちゃくちゃ嫌いなんです・・・・・。




阪急電車の大きな駅で、また、乗り換え。

乗り換えたほうの車両が、ぜんぜんクーラー効いてないし・・・・・他の乗客も扇子や団扇であおぎたおしてはりましたから、あの車両は、やっぱり相当暑かったんやと思います。
電車の中で、ずっと汗が噴出し続けてましたもん。






そんなこんなで、ようやく目的駅へ到着。

ひこさんに教えていただいた商業テナントビルを目指します!








「駅前の〇〇〇ってビルの一階に、そのお好み焼き屋さんはありますので、すぐ分かると思います。」



ひこさんが仰ったとおり、〇〇〇ってビルは、確かにあります。

しかし、〇〇〇ってビルは、見えてるだけで、三つもあります。













「ひこぉぉぉぉ、その名前のビル、三つもあるやないかぇ・・・・。」








気温が二十度くらいなら、決してこんなふうな感じにはならないんですけど、なんせ気温は三十七度を越しております。
なかなか、冷静を保つことは難しく・・・・・。






道を尋ねたりしますのが、あまり好きでないMちゃん。

三つのビルを、手前から探索していきます。







一つ目、な~~~~~~~し。






二つ目、な~~~~~~~し。







この時点で、またもや、汗が噴出まくり。
Mちゃん、相当、萎えてます。





あたりまえですが、三つ目で、目的のお好み焼き屋さん発見!!

三つ目になかったら、たぶん、倒れてたと思います・・・・・。









お好みを食べに来たわけですが、この汗の出かたからして、全くお好みを食べようって気分でなし。
しかし、ヨハネス先生 からも、お好みレポートの提出を義務付けられていたため、食べざるをえません。

とりあえず、他人様に笑われん程度に汗がひくまで、お好み焼き屋さん近辺で待機。

数分後、スマートな感じでお好み焼き屋さんに潜入。

豚玉と焼きそばと瓶ビールを注文。

この後、ひこさんのところまで徒歩10分程度の距離。
ビールは無謀かと思いましたが、午前からの汗でまくり憂鬱感を少しでも和らげるには注文せざるをえませんでした・・・・・。






こちらのお好み焼き、自分が今まで食べたことのあるお好み焼きとは全く違う感じのお好み焼きで、お好み焼きともんじゃ焼きの合いのこみたいな食感。
お好み焼きのイメージでいただきますと???な感じなんですけど、これはこれでイケる感じでございます。
今度、また、ヨハネス先生をお誘いしまして再訪いたしましょう。





さてさて、ようやく、本日のメインイベント、ひこさんのお仕事先訪問。

お好み焼き屋さんを出ましたのが14時45分。
この日、ひこさんは16時終業ということですので、まま、時間的には余裕があります。
ビールを飲んでしまったことですし、なるべく汗をかかないよう、ゆっくり歩いて行かなければ・・・・・。







ひこさんに、駅からの道順を伺ったメモを見ますと、

・駅の北側に出て徒歩10分程度。
・〇〇病院の脇を入る。
・建物には、看板が掲げてあるからすぐ分かる。


自分が伺ったとおりにメモったわけなんですけど、実際、現地にいってみますと、どうも、このメモだけでは危ういような気がせんでもない・・・・・。





「〇〇病院の脇を入る」 とあるのですが、「脇」 って、どう見て 「脇」 やねん???

ここが、あとで考えますと、今回の大きなポイントでした・・・・・。







とりあえず、メモどおりのざっくり説明なら、細い道に入る感じはありませんので、大きな道を選びます。

〇〇病院の手前を左に入って坂道をグングン登ってまいります。

汗をかかないよう、ゆっくりゆっくり足を進めますが、それでも気温三十七度超えはキツイ・・・・・。

なんぼゆっくり歩いてみましても、汗は、次から次へと噴出してきよります。



「しかし、これ、ほんま、熱中症とかいうやつで救急車で運ばれたりしてまうんちゃうやろか・・・・・ゲラゲラゲラゲラ~」



ま、このあたりまでは、まだ、ちょっと余裕もありましたのですが、15時を回ったあたりから、精神的に余裕がなくなってまいりました。







「これ、ほんまに、道、合うてるんやろか・・・・。」

「いまさら、この道とちゃうってことになっても、もう、戻るん無理やろ・・・・。」

「この道とちゃうってことになったら、タクシーに乗せてもらうしか、もう無理やし・・・・・。」




どうも、思考がマズい方向に向かってきましたので、なんとか自分の気持ちを奮い立たせます。




「あっ、あそこ、見てみぃ! あの建物の前の側溝の蓋、ギンギン光ってる。 改装したって言うてはったから、きっと、あそこやー!」


「あっ、あれ、見てみぃ! あそこに看板が出てる。 字はまだ見えへんけど、看板があるっていうてはったやないかぇ!」


「あっ、あそこ、車がいっぱい停まってる! 今日が初日やし、あっちこっちから、みんな来てはるんや! 」




あまりの暑さと、あまりの汗でフラフラになりながら、近場に目標を定め坂道をひたすら登りますが、まったく目的地に到達せず・・・・・。







お仕事中のひこさんに連絡するのはマズいとは思ったのですが、このままでは、ほんまに救急車で運ばれる可能性も見えてきましたので、やむなくメールで連絡。

時間をおかず、ひこさんから電話をいただきました。





「今、どちらですか?」


「〇〇小学校のあたりなのですが・・・・。」


「ヒャヒャヒャヒャ~、そら、ぜんぜん違いますわ。 〇〇病院まで戻って、病院の手前を左に入ってください。 そこから、もう一本ですから!」


「あっ、わかりました・・・・すんません・・・・・すぐ、むかいますぅぅぅ。」










ヒャヒャヒャヒャ~やあらへんで、ホンマ・・・・・

ここから、〇〇病院まで戻る・・・・・てか?






歩いて???






マジで???






戻れる???





ま、下りやけどなぁぁぁ。









タクシー、









タクシー、









タクシー・・・・・












タクシーに乗ったらええんとちゃうん?












でも、こんなに汗かいてたら、ちょっと悪いよな・・・・・。


こんなんでタクシー乗ったら、また、ごんちゃんに説教されるしなぁ・・・・・。







はぁぁぁぁ。








もう、服、脱ごかなぁ・・・・・。




通報されてまうかなぁ・・・・・。







はふぅぅぅ・・・・・。















僕は、汗ダラダラになりますと、ほんまにダメなんです。

このときの気分ダダ下がり具合は、自分が覚えてる史上、最悪でありました・・・・・。













なんとか気力をふりしぼり、〇〇病院にたどり着き、

手前を左に入ろうとしましたが、手前に道は・・・・・無し。




ヤバイです・・・・・。






どうする?



メールするか?



いや、ひこさんは、お仕事中だ。 何度も、連絡するわけにもいかぬ・・・・・。







無いもんは仕方がないので、建物を通り過ぎ、左に入ります。





あちゃー。






病院、今、曲がった建物と、道を隔てて、もう一棟建っとるではありませんか・・・・・・。













「ひこぉぉぉぉ、どっちの建物のこというとんじゃぃぃぃ。」









「脇」 で選択を誤り、今回、「手前を左」 で、またもや誤ってしまうのか・・・・・。



しかし、もう、気力、体力とも、すでに限界。






「手前を左」 は聞かなかったことにして、病院を左に見ながら、急な坂道を進むことにしました。

時刻は15時45分、これで間違ってたら、もう今日の訪問は叶いません。






「ほんまに、この道で合ってるんやろか?」

少し、目がかすんできたような気がします。
もはや、汗を拭う元気もありません。



「リ~ム~、リ~ム~」 と、調子をつけて、なんとか足を前に進めるMちゃん。




そこへ、ひこさんから着信。





「いま、どのあたり?」


「今、妙に急な坂、歩道が妙に狭いとこを登ってきてるんですけど・・・・。」








「合うてるっ!!」









「そこから、あと、五分もかかりません。 あと少し、頑張ってください!」


「ふぁかりましたぁ。なんとか、がんばりまふ。」









助かりました。

あと五分くらいなら、もう倒れることもあるまい。

しかし、まだ、五分は足を動かさねばならない。

汗が止まることもない。

キツイぞ、あと五分。







ゆでだこMちゃん、ようやっと、ひこさんの看板を目視確認することに成功!!


とりあえず、建物前の日陰で、汗を引かさんことには、どないもなりません。


汗が引いたら、ピンポン、押してみよお~~っと。






と、思ってましたら、到着後10秒で、ひこさんが出てきてくださいました・・・・・









抜け殻Mちゃんを見た、ひこさん、

「大丈夫~? 道、ええかげんに言わんと、もっと、ちゃんと言うといたらよかったなぁ。」


「ふぁい、大丈夫でふ。 汗引くまで、ちょっとまってくだふぁい・・・・。」
(ほんまじゃ、なんで道順、もっとちゃんと言わへんねん。)


「中、クーラー、ギンギンにしてあるから、早よ入って!!」


「ふぁ、ふぁい。」










Mちゃんが、フラフラで到着するのを見越し、ひこさんは一室のみ、クーラーガンガンヨハネス状態にしてくださってましたので、Mちゃんの容態もすぐに回復!!

汗が引いて、涼しいとこなら、Mちゃん元気いっぱい、ニ~コ、ニ~コ!!








「そうですか、こういうところでお仕事なさってるんですね~。 いいですね~~。」


麦茶にアイスコーヒー、何杯も飲みまくらせていただきながら、ほんの15分か20分の滞在となってしまいました。
ほんとだったら、15時前には到着のはずだったんですけど・・・・・。





ひこさん、この度は、ご迷惑をお掛けしまして誠に申し訳ございませんでした。
これに懲りず、機会がありましたら、ぜひ再訪させてくださいまし。






しかし、ほんまに、この日は、暑かったんです。

どうせ、たいそうに言うてる、大げさすぎんねんとお思いでしょうが、今回は、そんなに大げさではないのです。
ま、日ごろの鍛錬が足りんのはそのとおりなのですが・・・・・。

それにしましても、この日は、一日中、汗、噴出まくり。
ひこさんところからの帰り道も、もうええっちゅうくらい噴出まくってました・・・・・。







しかし・・・・・



どうでもいいことではありますが・・・・・




気軽な日常のお出かけが、命がけになるってこともあるもんなんですね~。
やはり、自然を侮ってはいけません。








それにしましても・・・・・









クーラーって、ほんまに、素晴らしいですね~~!!




































by MONO_RECORDS | 2013-07-10 00:11
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